アクアリウムの苔対策のまとめ｜USAマメスナ専門Reef Mirror Servers

こんばんは。Reef Mirror Serversのマメトムです。

うちのマメスナ水槽に採用している苔対策についてご紹介いたします。

苔対策はアクアリウム初心者には、かなり苦労する部分だと思います。

実際にうちも立ち上げ当初は、茶苔や緑苔が毎日元気に育ってしまい、マメスナのフラグが苔まみれになってしまっていました。

せっかくライブロックを綺麗に配置しても、ガラス面やフラグが苔まみれだと景観が壊れて台無しです。

ライブロックにも緑苔が繁殖する始末でした、、

そこで、様々な方法を検証して試行錯誤した結果、ほとんど苔の生えない水槽ができあがりましたので、ここにご伝授したいと思います。

下記、7つの対策を施す事で、苔に悩まされる事がなくなりました。

◆アクアリウム苔対策まとめ

1.証明の照射時間

光は生体の成長や色上げに必要です。マメスナの場合、共生している褐虫藻の光合成に必須です。マメスナの栄養の9割は褐虫藻の光合成により生成されていますので、光なくしてマメスナは育ちません。ですが、光は不要な苔も成長させてしまいます。当初、朝から晩まで強い光を照射していた事で、苔が水槽中に繁殖してしまっていました。そこでシステムLEDのAI Prime HDを設置、太陽が昇って、陽が落ちるまでを再現してみた結果、常に強い光を照射していた時と比較して、かなり苔の成長を抑える事ができるようになりました。光が全くない場所で苔は育ちませんので、ちゃんと夜を作ってやる事も重要です。

2.底砂の量

底砂にはサンゴ砂を採用しています。当初、厚さ4cmほどサンゴ砂を敷いていました。PH値を安定させたり、バクテリアの繁殖には良いのですが、あまり厚過ぎると、砂の中に残り餌が溜まり、水質が悪化、苔の繁殖に繋がります。底砂の掃除は、マガキ貝に任せていますが、マガキ貝で掃除できるのは底砂の表面1cmくらいまでですので、底砂の底に餌が蓄積してしまっていました。そこで、底砂を半分くらい取り除いて厚さを2cmくらいに調整、残餌が溜まりにくい環境にしたところ、かなり苔が生えにくくなりました。

3.殺菌灯

エーハイムの殺菌灯を設置しています。苔は胞子を飛ばして繁殖しますので、胞子をやっつける目的で殺菌灯を設置しています。ライブロックの綺麗な苔も繁殖し辛くなるので、そこは考えどころですが、苔以外の菌も消滅させてくれるので、安定した環境を作るには良さそうなので採用しています。

4.餌の量

餌はマメスナにも苔にも栄養を与えます。やり過ぎると、苔が繁殖します。リーフエナジーAあたりは、苔の成長を促す栄養分が入っていますので、苔が増えそうな気配がある時は、添加量を抑えています。

5.お掃除屋さん

マガキガイ、タカラガイなど、マメスナに影響のない貝を10匹ほど飼っています。フラグや、底砂、ガラス面に付着した餌や苔を綺麗にしてくれますので、水質が保たれて、苔が生えにくくなります。

6.ケイ素除去

苔の生える1番の原因はケイ素です。水道水に含まれており、普通の浄水器では除去しきれません。当初、うちの水槽の水は、浄水器の水を使用していましたが、ケイ素が入っていたため、かなり苔が繁殖してしまいました。そこで、スーパーなどで手に入るRO水に変えてみたところ、殆ど苔が生えなくなりました。これが1番効果的でした。

7.濾過装置

当たり前ですが、汚れを溜めない事が苔抑制に繋がります。無駄な栄養分や汚れを除去するプロテインスキマーは必須です。良い栄養分も除去していまいますが、添加剤を入れる時だけ30分ほど止めておけば、充分マメスナは栄養を吸収しますので、メリハリをつけて栄養を与えてやればOKです。あとはエーハイムで固定バクテリアを繁殖させて水質を浄化、適度な水流で淀みのある場所を無くしてやれば、理想的です。

これらの対策をした事で、今では苔は殆ど消滅いたしました。リン酸や硝酸などは、殆ど検出されなくなりました。多少あった方が、マメスナの増殖には良いので、そこは添加剤で補うやり方を取っています。

高価なUSAマメスナを複数飼っていますので、出来るだけ安定した環境を構築しようと思い、色々と試してみました。

苔にお困りの皆様の水槽が、見た目も楽しめるキラキラな水槽に生まれ変わる事を願っております☆彡

ここからは、宣伝です。

Reef Mirror Serversでは、ハイエンドなUSAマメスナを株分けして販売しております。

たまにレアな個体も出品しておりますので、宜しければ友達追加いただけましたら幸いです。

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今後とも宜しくお願いいたします。